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zipファイルをダウンロードしたのちに展開し、中にあるmcaddonファイルをダブルクリックしてください。
概要
Minecraftは自由度が高いゲームであり、デフォルトの建築系ブロックで大抵のものは作れてしまいます。一方で、現代建築系のブロックは乏しく、現代建築を行おうとしようとするとその自由度は著しく下がります。その顕著な例の一つが、標識や信号機をはじめとする、交通系ブロックです。言わずもがな、こうしたブロックはデフォルトのマインクラフトには殆ど存在しません。
そこで、そうした現代建築のニーズに応えるべく、私は「標識アドオン」を作成しました。その名の通り、日本国内に存在する主要な種類の標識を追加し、以て現代建築を手助けするアドオンです。以下では、追加されるブロックを解説していきます。(レシピはないので、専らクリエイティブでの使用を想定します)
追加内容
本アドオンで追加するのは、主に以下の3つです:
- 日本国内の各種主要な標識と支柱
- 青看板などの案内標識
- 信号機
画像でお見せしますね。
標識系ブロック
まずは本アドオンの要、標識系ブロックの紹介です。一言で「標識」といっても、その種類は多岐にわたります。免許を持ったことのある方ならご存じかもしれませんね。
支柱
これは厳密には標識ではありませんが、広義の意味で「標識」に分類されるのでここで紹介します。これ自体が特別な意味を持つというわけではなく、標識の配置などに活用する形です。

以下で示す各種ブロックは、この「支柱」の設置を前提としています。何の変哲もない白い柱ですが、この支柱の数を変えることで標識を設置する高さを変えることができます。
制限速度系
続いて、皆さんが「標識」といったらまず真っ先に思い浮かべるであろう、制限速度系標識の紹介です。本アドオンは、3種類の制限速度標識を追加します。
まずは、制限速度「60」の標識です:

ブロックの名称としては「制限速度標識」となっています。画像のように、制限速度が60km/hであることを表します。
余談ですが、日本の公道における法定速度は60km/h(生活道路除く)なので、一般的にこの標識が設置されることは少ないです。置いても置かなくても制限速度が60km/hであることには変わりないからですね。しかしながら、大阪府内の一部の幹線道路にはいくつか60km/h標識の設置事例があります。
これを右クリックすると、以下のように「制限速度40」に変化します:

個人的に片側一車線の幹線道路に多いイメージです。
このように右クリックを行うことで、制限速度の数値を(2種類ではありますが)変更することができます。
さらにこれを右クリックすると、以下に変化します:

はい、制限速度無限です。完全にネタ枠です。作りたかったので作りました(笑)
これありきで制限速度標識を作ったといっても過言ではないです。ドイツのアウトバーンのような道路を作りたい場合はどうぞ。
専用道路標識
続いて、専用道路標識の紹介です。ご存じの無い方のために説明すると、これはある特定の車両・歩行者に限って通行が認められた道路であることを表す標識です。このカテゴリーとしては、以下の2種類を追加しています。
- 自動車専用道路
- 歩行者専用道路
順にお見せします。
まず「自動車専用道路」というのは読んで字のごとく、自動車しか通行できない道路です。主に高速道路や都市高速道路などにみられますね。

これは「専用道路標識」という名前で追加されています。
このブロックを右クリックすると、以下のような見た目に変化します。

これは「歩行者専用道路」の標識ですね。歩行者しか通行できない道路であることを表し、特別な理由がある車両・許可を受けた車両である場合を除いて車両は通行できません。大体面倒な補助標識がついているイメージがあります。
進入禁止系
続いて、これも標識としては王道な分類になるかと思いますが、進入禁止系標識の紹介です。この種類の追加標識は結構多いです。まずは、全ての基本、進入禁止標識です:

この方向からの車両の通行は禁止されています。この標識があるところから出ることはあるという点で、後述する車両通行止めとは一線を画します。
エスカレーターなど、公道以外でもこの標識を見ることは多いですね。
この標識を右クリックすると、以下のように変化します:

先ほども触れた、「車両通行止め」の標識ですね。割とレアな部類の標識かと思いますが、「路線バスを除く」のような補助標識と合わせて特殊な用途の道路の入り口に設けられているイメージがあります。
さらにこれを右クリックすると、以下のように変化します:

完全に通行止めになっているやつですね。先ほどとは異なり、車両だけでなく歩行者の通行も禁止されています。災害などで道路が寸断された箇所で見るイメージ。
まだあります。これを右クリックすると、以下に変化します:

軽車両(自転車除く)の通行止めですね。このように、特定の車種に限って通行を禁止している道路も結構見かけます。
最後に、これを右クリックすると、以下に変わります:

普通自動車の通行止め。これは先と比較すると汎用的なものだと思います。
このように、進入禁止系標識は5種類が追加されます。
駐停車禁止系
これも幹線道路などでよく見かけますね。このカテゴリーとしては2種類の標識が追加されます。まずは、「駐停車禁止標識」という名前で追加されている以下のブロックを紹介します:

これは厳密には「駐車禁止」であり、停車は禁止していません。街中で見かける標識の5本の指には入るのではないでしょうか。
これを右クリックすると、以下のように変化します:

これこそ正真正銘の「駐停車禁止標識」ですね。幹線道路に設置されているのをよく見かけます。
各種制限系標識
その他、街中でよく見かける各種制限標識を3つ追加してみました。
まずは「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」です。

一般に「追い越し禁止」として認識されているやつです。黄色のセンターラインとともに片側1車線くらいの幹線道路に多くあるイメージです。
これを右クリックすると、以下のように変化します:

これは「転回禁止」ですね。大きめの交差点にあるイメージがあります。
さらに、これを右クリックすると以下に変化します:

原付にとってのややこしい標識No.1、「二段階右折禁止」です。こちらも大きめの交差点に多くあるイメージがあります。
指定方向外通行禁止系標識
続いて、指定方向外通行禁止標識です。長い名前をしていますが、要するに白矢印で「この方向にしか進んではいけません」と明示している標識ですね。このカテゴリーとしては3種類を追加しています。

その一例として、上のように「直進しかできない」標識を追加しています。
その他、これを右クリックすると以下のように「左折と直進しかできない」標識になります:

この手の標識は大きめの交差点だとよく見る気がします。
さらにこれを右クリックすると、以下のようになります:

これはちょっと毛色が違うものです。「斜め左にしかいけない」ではありませんよ。
主に中央分離帯に設置されているもので、「左側を走ってくださいね」と明示しているものです。
一時停止標識
その名の通り、「止まれ」の標識です。これは1種類であり、左クリックしても何も起きません:

三角形の制作に苦労しました。
補助標識
続いて、以上の規制標識とあわせて用いることを想定している、補助標識をいくつか追加しているので紹介します。

これはその一つ、「日曜・祝日を除く」です。このように、別の規制標識を前提に、その下にそれを補足する情報を記載する標識です。現在、以下の4種類を制作しています:
- 日曜・祝日を除く
- 自転車を除く
- 7:00-8:30
- 市内全域
これらは右クリックによって切り替えることができます。

規制区間標識
さらに、規制区間の始まりと終わりを示す、矢印形式の補助標識も追加しています。下記の画像が、その例です:

こちらも同様に、右クリックによって規制区間始まり・規制区間中・規制区間終わりを切り替えることができます。
案内標識ブロック
青看板などが該当するブロックです。下記の画像がその一例です:

主に交差点の前に配置し、直進先・右左折先の地名と道路番号を記載した看板ですね。ちなみに、これも右クリックによって表示を切り替えるができ、以下に変更できます:
- 青看板
- サービスエリア予告看板
- IC予告看板
下の画像でそれぞれを示します:


信号機
最後に、信号機の紹介です。みなさんご存じの通りの、赤・青・黄色の灯火を持った、交通整理用のツールです。交差点名を付しています。

ちなみに、これは時間経過によって自動で色が青→黄→赤の順に変わります。

現代建築の景観を出すためにお使いください。
ダウンロード・利用について
アドオンのダウンロードは下記より可能です:
zipファイルをダウンロード・展開し、中にあるmcaddonファイルをダブルクリックして実行してください。するとアドオンのインポートが開始されます。
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本アドオンの作成にあたって、画像の一部に国土交通省の標識一覧を(CC4.0)使用しています。