はじめに
ある日、YouTubeを見ているとこんな不満にぶち当たります。
おそらく、この記事を開いたということは、あなたもきっと同じ問題を抱えていることでしょう。これ、一度オフにして解決すればよいのですが、これの厄介なところは、一度動画の字幕をオフにしても、次の動画を見始めたときには勝手にオンになってしまうという問題です。かなりイライラしますよね?
ということで、この記事ではYouTubeの字幕が勝手にオンになる問題の解決法を示していきます。見直すべきは、タイトルにもある通り設定と拡張機能の2か所です。
なお、動画の字幕自体は動画下部に表示される字幕マークをクリックしてオフにすれば一時的にせよ消えます。まずは、この設定をやってみましょう。

設定
先述したように、この設定を行っても次の動画を見始めたときには字幕が復活していることがあります。毎度この設定を書く動画に対して行うのは非常に煩わしいですよね?
この場合は、まず設定を見直してみましょう。
まず、YouTubeの画面右上に表示されている、自分のアイコンをクリックしましょう。色々メニューが表示されますが、そのうちの「設定」をクリックします。

続いて、設定のうち左側メニューから「再生とパフォーマンス」をクリックします。色々設定項目が表示されますが、そのうち再生項目内の「字幕を常に表示する」のチェックボックスを確認します。これがオンになっている場合、字幕が常に表示されるようになってしまうので、チェックボックスをクリックしてオフにしましょう。

最後に、YouTubeの画面を更新(F5キー)します。これで字幕が表示されなくなっていたらOKです。
- 別途ログアウトが必要な場合もあるようです。その場合は、一度ログアウトして確認してみましょう
拡張機能
以上で字幕が自動でオンになる問題が解決されればいいのですが、これで解決しない場合もあります。実際、この記事の投稿者がそうでした。こうなったときは、拡張機能の力を借りましょう。
しかしながら、YouTubeの字幕だけをオフにする拡張機能というのは、残念ながらそれほど多くありません。YouTubeの仕様変更が頻繁すぎることに加えて、多機能ツールに統合されやすいことが大きな要因です。
その中で、私が活用しているのが、Stylusです。これは、ウェブサイトの見た目(CSS)を書き換えるツールでして、これを有効化してCSSを書き換えたところ、字幕問題が解消されました。

拡張機能は以下からインストールできます:
これを有効化したら、YouTubeのトップ画面(youtube.com)を開き、左上の拡張機能の設定からStylusをクリックします。

「次のスタイルを書く」と書かれている部分をクリックします。

何やらコードを書く欄が出てくると思います。以下をコピーして、そのまま貼り付けましょう。
.ytp-caption-window-container,
.caption-window {
display: none !important;
}
貼り付けたら、画面左の「保存」を押します。

これで無事、字幕が非表示になります。
本記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
なぜ字幕を自動表示する?
さて、以下は余談ですが、なぜYouTubeは字幕を自動で表示するよう設計しているのでしょうか?
これは、もちろん嫌がらせではありません。端的に言うと、Googleが、世界中のあらゆる情報にあらゆる人がアクセスできるようにすることを使命としているためです。つまり、情報のアクセサビリティを優先し、それが不要な人に対しては、字幕をオフにする選択肢を残しているのでそれでよいだろう、と考えているのでしょう。
しかし、実際問題こうした字幕は大抵役に立たない、悪く言えばノイズとなることが多々あります。これはユーザー体験を大きく損なっていると言わざるを得ません。特に、日本における合成音声動画は多くの場合字幕がテロップとして動画として焼き付けられており、字幕そのものが不要です。また、その字幕そのものも大抵AIによって生成された、誤りが含まれるものであり、これを参考にして視聴するのは非現実的です。

また、この問題はボカロにおいても言えます。ボカロの歌詞というのは大抵、詩的で文法が崩れていることが多く、AIが前後の文脈から単語を推測することが困難です。その結果、字幕は意味不明な羅列になります。
しかし、大局的に見たとき、動画編集でここまで丁寧にテロップを入れる文化は日本や韓国など一部の国特有のものです。海外の動画を見たことのある人なら分かると思いますが、欧米のYouTuberは喋りっぱなしの動画が多く、システム字幕が必須です。グローバルな仕様統一の中で、日本のテロップ文化への配慮が優先順位の最下層にあるのが現状だと言えるでしょう。